やわらかな陽がさす庭。
思い思いに駆けだした子供たち。
赤・黄・緑・青…彩られた卵と小さなお菓子。
笑い声が響く、日曜日の朝。
アンゴラレーヨンとウールの混紡糸をベースに、アクリルウールとコットン糸で柄を描いています。
ジャカードとリンクスを一気に編んだ、珍しい一足です。
「meri ja kuu (メリ ヤ クー)」
どこか日本と通じる国、フィンランド。
そのフィンランドの言葉である『meri ja kuu』(メリ ヤ ク―)は『海と月』の意味を持ちます。
日々 月が優しく海(地球)を照らしています・・・
私たちも どこかの誰かへ温かく柔らかなものを届けられるように・・・
季節で想う1つの国から繋がる言葉を見つけ、1足1足に物語を描く。
日本で昔から使われてきた編み機を中心に・・・時間をかけて編む。
靴下を通して、受け渡し・・・また受け取り・・・