木組みの家や石畳の路地。
坂道の中央にはアーチを描いたトンネル-
色鮮やかな花が家の窓辺に咲き誇る。
今も色濃く残る中世の街並み。
糸の太さが均一で毛羽が少ないコットンを使用し、
柄糸にはふわふわとしたアクリル混のウール糸を使用しました。
ローテンブルクの街の家や花のモチーフを細かなジャガード柄で描きました。
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「meri ja kuu (メリ ヤ クー)」
どこか日本と通じる国、フィンランド。
そのフィンランドの言葉である『meri ja kuu』(メリ ヤ ク―)は『海と月』の意味を持ちます。
日々 月が優しく海(地球)を照らしています・・・
私たちも どこかの誰かへ温かく柔らかなものを届けられるように・・・
季節で想う1つの国から繋がる言葉を見つけ、1足1足に物語を描く。
日本で昔から使われてきた編み機を中心に・・・時間をかけて編む。
靴下を通して、受け渡し・・・また受け取り・・・
糸のように人と人が紡がれて生まれた靴下。